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ジャワ古典舞踊研究会

ジャワ舞踊について

多民族、多文化国家のインドネシアは伝統文化の宝庫です。インドネシアといえばバリ島が有名ですが、その西隣がジャワ島です。
ジャワ古典舞踊は、ジャワ島中部、特にジョグジャカルタとスラカルタ(ソロ)の2つの王都でそれぞれ発展し、長い歴史にはぐくまれてきた優れた伝統芸術です。バリ島のダイナミックな踊りとは対照的に、静的で内面的な表現形態が特徴としてあげられます。「動くメディテーション」、「動く仏像」などとも称される所以です。
中部ジャワには古くからヒンズー教と仏教を基礎とした文明が存在していました。ジャワの音楽、舞踊などの舞台芸術も同時代に誕生し、14世紀前後にイスラム教が浸透してからも衰えることなく、王宮の庇護を受け、ますます洗練され、さらに完成度の高いものへと独特な発展を遂げました。
このように歴史を重ねてきた古典舞踊は、現在もなお王宮や民衆の文化の中で、ジャワの人々に愛されながら発展を続けています。多種多様なジャワ舞踊の演目については「演目紹介」のページでご紹介しています。

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